発達障害のこどもたちと過ごす毎日

発達にデコボコがある息子たちと過ごす毎日。中学受験や勉強方法のこと。

感覚過敏と食器洗い #114

長男には 学校から帰ってきたら

「自分でお弁当箱を出すという」

ルールがあります

 

でも

出すように言っても

なかなか出しません

 

加えて

「ママが 夕食の食器を洗い終わるまでに

出さなかったら

自分でお弁当箱を洗う」

 

「お弁当箱がなければ

お弁当は作らない

その場合は、

自分のお小遣いでお昼ご飯を買う」

というルールもあります

 

とても厳しいと思いますが

帰ってきてから

しなければならないことを

身につけさせるためのルールです

 

でも、引っ越す前は

長時間通学だったり

不憫に思うこともあって

私が洗ってしまうことが

ほとんどでした

 

*******

 

ところが

引っ越して 間もなくのころ

それを変える出来事がありました

 

長男が いつものように

夜遅く お弁当箱を出しました

 

彼の中では

「ママが洗ってくれる」

と思っているか

先のことは 何も考えていないかの

どちらかだったと思います

 

中学校は2月初めは

入試のためお休みになります

そして、そのお弁当箱は1週間

キッチンの隅に置かれていました

 

明日は学校で

お弁当が必要という日になって

私が

「お弁当箱洗ってね」

と言うと

長男は怒り出しました

 

できないと言うのです

 

長男は、感覚過敏が少しあって

雨、土、汚いものに

触れたくないのです

そのため、洗い物も苦手

 

長男と私は

言い争いになることが多いのですが

このときは

ルールだということを

淡々と伝えました

 

しばらく経つうちに

「ビニール手袋があれば洗える」

という 解決の糸口を つかむことができました

 

ビニール手袋が入った箱を差し出すと

片手に10枚ずつくらいの

ビニール手袋を重ねて

団子みたいな手になりながら

洗い始めました

 

*******

 

私が自分で洗えば

どれだけ楽かと思います

 

でも、親がいなくなってから

どうやったら生きていけるのかを考えると

甘やかさなくて良かったと

実感できた時でした

 

長男も

やり遂げた嬉しさを

感じていたように見えました

 

*******

 

ひるがえって

昨日と一昨日のこと

 

あいかわらず

お弁当箱を出さない長男

そこは変わらない…

 

でも、当たり前のように

夜中、お弁当箱を洗う姿に

成長を感じました 

 

昨日は他にもいろいろあったけれど

一歩ずつ進んでいこうー

 

もう少ししたら

次男の授業参観です

準備して行ってきます!

 

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