発達障害のこどもたちと過ごす毎日

発達にデコボコがある息子たちと過ごす毎日。中学受験や勉強方法のこと。

長男がWISC検査を受けるまで #5

「かわ太郎くんが◯◯さんをたたきました」

と担任の先生から電話がかかってきたのは幼稚園の頃からでした

 

頻度は月に1回くらいかな

 

それが多いのか少ないのかはわかりませんが

幼稚園から電話がかかってくるたびに嫌な予感がして

ドキドキしたのを覚えています

 

それは、小学校に上がっても変わりませんでした

 

でも、武術を習うようになってから、手を出すことを我慢するようになり

担任の先生から

「辛いことがあっても我慢しすぎているようです」

と連絡をいただいたのが3年生の時でした

 

加えて、小学校では

1学期の途中で

どうしても お友達から孤立してしまう

という状態になってしまいました

 

勉強もできていない

 

小学校2年か3年で

40点とか20点の漢字テストを持ち帰る長男に

びっくりしたのを覚えています

 

4年生頃からは

発達障害なのか、グレーゾーンなのかを

夫と話し合うようになりました

 

きっと、グレーゾーンだよね

大丈夫、あの子なら

だんだん、うまくいくようになるよ

と思っていたのです

 

でも、グレーではないのではないかという気持ちが

徐々に 強くなっていきました

 

支援センターに相談に行こう

だけど、診断を受けるのは勇気がいる

その間の中で揺れ動きました

 

ようやく支援センターでWISCを受けたのは6年生になってから

 

結果としては

もっと早く行ってあげればよかった

 

WISCの結果は上下の差が33ありました

 

数値としては

それぞれの項目が90〜110の間にあると平均値なのだそうですが

その枠内いっぱいに差があったとしても20の差で収まるはず

 

33の差があるので

枠からかなりはみ出ている結果でした

 

長男の場合は

言語理解が非常に高く

知覚理解も高い

ワーキングメモリーと処理速度が平均と出ました

 

でも、その中でも細かな項目の数値に幅があり

ワーキングメモリーと処理速度の中には平均以下のものも

 

また、言語理解の中の一つは

上限値から1ポイント下の項目もあったそうです

 

でも、数値が高い低いにかかわらず

ばらつきがあることが生活を難しくしているそうで

生きにくい状態を生んでいるとのこと

 

親としては

受け止めてあげることができるのではないかと

少しほっとしました

実際は受け止めきれていませんが…

 

 

*******

 

支援センターの方からの

具体的な長男の様子は

また次回に書きたいと思います

 

******* 

 

生きにくさも

理解されないことも たくさんあるけれど

でも

素敵な子なんです

 

今日も怒っていた母ですが

なんだか最後に付け加えたくなりました

 

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